【あらっ？どこに保険入ってたかしら？】

高齢者がお亡くなりになったり、認知症になってしまったときなど、どこの生命保険に入ってたかわからないケースもよくあります。
一般的には、保険証券がファイルに保管されていたり、毎月支払っているのであれば、通帳を記帳したら保険会社名が印字されていますから、確認は容易なことだと思います。
しかし、一時払い商品だと、保険証券とか毎年保険会社から送られてくる保障内容のお知らせなどがないとわからない場合もありそうですね。

そんなときに頼りになるのが「生命保険契約照会制度」です。

１．制度の対象

ご家族の死亡または認知判断能力の低下により、ご家族の生命保険の手がかりがないお客さまなど（以下、照会者 ）を対象とし、「ご家族の契約の有無」および「照会者が受取人となっている契約の有無」について、生命保険協会を窓口として照会受付・回答を行います。

この制度の利用においては、個人情報保護法の趣旨より、照会が可能な方の範囲および必要書類に厳格な定めがあります。

２．回答範囲

生命保険協会からの回答は、原則、生命保険各社の契約の有無のみであり、契約の存在が判明した場合、契約内容の確認や保険金・給付金の請求については、当該契約に基づく権利を有する方から、生命保険各社に直接連絡いただく必要があります。

３．制度の利用方法

専用の Web サイトまたは郵送で、照会と調査結果の確認ができます。
詳細については、 生保協会ホームページ こちら https://www.seiho.or.jp/contact/inquiry をご覧ください。

保険って、万が一のために入っているのに存在がわからないと使えませんよね。

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