【新紙幣がもたらすものとは?】
今日(令和6年7月3日)新紙幣が発行されました。あえて交換しに行こうとは思っていませんが、私の手元に渋沢栄一さんが描かれた紙幣が届くのはいつ頃になるのでしょうかね。
なぜ、新しく紙幣を発行しなければならないのでしょうか? 一般的に言われている「新紙幣発行による影響」について以下のようにまとめてみました。
政府の策略
1.偽造防止:
新しいデザインや高度な偽造防止技術を導入し、偽造紙幣の流通を抑制することを目的としています。
2.経済の活性化:
新紙幣の発行を通じて経済活動を刺激し、消費者や企業の支出を促進することが狙いです。
3.デジタル通貨への移行準備:
紙幣のアップデートを通じて、将来的なデジタル通貨の導入に向けた準備を進めることも考えられます。
4.国民の信頼感向上:
新しい紙幣を発行することで、国民の中央銀行や政府に対する信頼感を高めることも意図されています。
新紙幣発行の効果
1.偽造紙幣の減少:
高度な偽造防止技術により、偽造紙幣の発生を減少させる効果がありますが、既存の紙幣でも偽造防止技術は高く、その効果は限定的です。
2.消費の促進:
新紙幣発行による話題性や注目度の高まりから、消費活動が活発化する可能性があります。
3.マネーサプライの管理:
新紙幣の発行を通じて、マネーサプライ(通貨供給量)の調整が行われることがあります。
新紙幣発行の弊害
1.コストの増加:
新紙幣の設計・印刷・流通には多額のコストがかかり、これが財政負担となる可能性があります。
2.混乱の発生:
新紙幣の導入に伴い、旧紙幣の回収や新紙幣の流通に関する混乱が一時的に発生することがあります。
3.犯罪の増加:
新紙幣発行に伴う一時的な混乱を狙った詐欺や犯罪が増加する可能性があります。
4.経済への過度な影響:
新紙幣の発行によって、予想外の経済的影響が生じるリスクがあります。例えば、インフレーションの加速や通貨の価値変動などです。
新紙幣の発行は、偽造防止や経済活性化といった効果を期待する一方で、コストの増加や一時的な混乱などの弊害も伴うことが多いです。ただ、偽造防止については、旧紙幣においても偽造防止技術が高く、それほど影響度はないような気がします。
タンス預金しているお金を市場に流通させる狙いもあると聞きます。しかし、このタイミングで新紙幣に交換されたとしても、またタンス預金に戻る可能性が高く、経済活動に利用されることは少ないのではないかと思います。
タンス預金を持つ人々が再びタンス預金に戻らないようにするためには、タンス預金のリスクやデメリットについての教育と啓発活動を行うことで、国民の金融リテラシーを向上させ、資金を市場に流通させる意識を高めることが重要になります。
新紙幣発行の日は、弊社を含め金融に携わる者が、今後も皆さんの金融リテラシー向上のため一層努力しなければならないと思う出来事になりました。
弊社は、保険はもとより、お金に関わるあらゆるご相談をワンストップで承っております。
ご予約は、電話・メール・LINE・メッセンジャーなどで連絡可能となっています。
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